4月7日分

「涼宮ハルヒの分裂」読破。

折角なんで感想でも。



ネタバレ注意って事で、読みたくない人は、「続き」を開かないように！

　今回、タイトルが分裂って事になってたから、涼宮ハルヒが2人に増えたりすんのかなー、って思ってたけど、半分はずれで、半分あたりってとこだったな。

　涼宮ハルヒは分裂しなかったけど、話の流れが”分裂”したって感じ。あと、SOS団のメンバーも”分裂”って事なのかな。

　SOS団の”分裂”って言ったのは、内部抗争とか、そーいう意味じゃなくて、SOS団がもう一個できた、みたいな感じかな？
　今回２人の新キャラが登場してて、その人たちと、”陰謀”で登場した、未来人男、橘さん、が手を組んでいる、って話。
　新キャラの片方は、佐々木さん。キョンの中学時代の同級生。これがSOS団でのハルヒの位置的存在。本人乗り気じゃないみたいだけど。
　もう1人は、周防九曜。長門に対応する存在。長門やら朝倉やらとは違う種類の宇宙人らしい（天蓋領域）。
　で、橘さんが、古泉と対応してて、未来人男（藤原という名前）がみくると対応。

　この集団がレギュラーキャラとなるのか、それともこの話にのみ絡んでくるキャラなのか微妙やね。陰謀から出てた2人と、長門の暴走で雪山に閉じ込められた話で出てた天蓋領域の九曜も残りそうだけど、佐々木さんは、この話で事件が起きた後は、普通の生活に戻っていくんじゃないかなって思う。



　話の”分裂”の方は、第2章から、α、βに分かれて、パラレルワールドみたいな感じになってた。で、この刊の最後まで”分裂”が続いてたから、解決篇のほうは”驚愕”までお預けっぽいね。

　キョンに電話がかかってきたところから話が分裂してて、αの方は、キョンが知らない人からの電話だけど、向こうの人はキョンの事を知ってるって状況。βの方は、佐々木さんから。　たぶん、βの話が終わって、なんらかの原因（長門か？）で、時間をさかのぼったりして、αの話になるって形か？
　長門は話が”分裂”してることに気づいてるっぽかったな。βの方で天蓋領域の説明してて、その後（時間軸的な意味で）、αでは、天蓋領域の名前を出して、キョンに聞き返されてたからなぁ。

　他にも、入団希望者の中に居た、謎の新入生とか、みくるが禁則事項のことを多少話せるようになってたりとか、色々伏線やら謎やらを残した状態で”驚愕”に続く――　って感じかな。